ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年の自分史 世界遺産訪問記録

世界遺産 1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで…

教育無償化を手放しに喜んではいけない

教育無償化 3〜5歳の教育無償化を正式に決定 0〜2歳は低所得世帯が対象に - ライブドアニュース 3~5歳児は原則全世帯、0~2歳児は住民税非課税の低所得世帯が対象。 2019年秋から施行される予定。 世帯年収が低い家庭を対象に高等教育にも広げられていく予…

公立小教員、残業代訴訟が私たちと無関係ではない理由

「無賃労働、若い人に引き継いではいけない」 埼玉教員残業代訴訟 「義務ない」、県は争う姿勢 - 産経ニュース 現職の教員が訴訟を起こしました。 県の教育委員会に残業代242万円の未払い賃金の支払いを求めています。 この教員のすごいところは年齢が5…

アルザスのかわいい〇〇たち(フランス)

コルマール周辺の村巡りでであったもの かんばん 前から見ても,後ろから見ても・・・なつくり ワインセラー。 アルザスにはおいしい白ワインがたくさんあります。 空白が多いけれど,壊れないのかなぁ? 看板を支える柱の,くるくるっとしたデザインがすき…

【世界遺産】ケルン大聖堂(ドイツ)

ゴシック様式世界最大の大聖堂 現在の大聖堂は三代目。初代は4世紀に建てられたそうで,そこから火災,戦争による空襲を乗り越え,修復に賛同する人の力も得て,現在の姿にいたる。 大きいだけではない歴史の重みを感じます。 中に入るとその高さ,奥から放…

日本に足りないものって何ですか

日本に足りないものって何ですか オードリー若林さんの番組で,若林さんが林修さんに「日本に足りないものって何ですか」と聞くと 「日本に足りないものは,希望です」と答えていました。そして,なんだか腑に落ちる自分がいます。 関係ないように見えるニュ…

【クリスマスマーケット】ケルン(ドイツ)

クリスマスにきらきらしている街,ケルン ドイツの西側,ライン川沿いにある街,ケルン。 ここは大きなクリスマスマーケットが開かれる街として有名です。 かわいい門をくぐったらクリスマスタイム! オーナメント 哀愁漂う雪だるま こういったのが似合う部…

【クリスマスマーケット】フランス,アルザス地方の小さな村めぐり(フランス)

クリスマス時期のアルザスの村は,そのかわいい街並みとも相まって,とっても素敵な雰囲気です。 この時期は,コルマールからクリスマスバスが30分に一本程度走っていて,簡単に村をめぐることができます。 エギスハイム Eguisheim 「ヨーロッパ花の街コンク…

グリューワイン ホットワイン ヴァンショー

クリスマスマーケットが賑やかなルクセンブルク。 そしてクリスマスマーケットに欠かせないのが・・・ グリューワイン。 ワインにジュースやシナモンなどの香辛料を混ぜて温めた飲み物。 まぁ雰囲気で飲みたくなっちゃうわけです。 寒い日は体温を上げるのに…

フランス,アルザスのクリスマスマーケット(フランス)

フランス,アルザスにある小さな村,コルマール(Colmar) クリスマスマーケットの華やかさでは世界的に有名です。 クリスマスに向けた雑貨から食べ歩きできるものまで・・・ 小さな屋台がたくさん出されます。 アルザス風の極薄焼のピザ クグロフというブリ…

美女と野獣のモデル,コルマール(フランス)

美女と野獣のベルの村のモデルとされていたり,ハウルの動く城のモデルとされていたり。 おとぎの世界のモデルとされる村はいったいどのようなところなのか・・・! 訪れたのはクリスマスマーケットの時期。 ルクセンブルクからはTGVで2時間の距離です。 ス…

ストラスブールのクリスマス(フランス)

クリスマス×イルミネーション×ストラスブール 夜になると,より一層華やかになるストラスブールの街。 目にとまったものをスナップしてみました。 通りによって装飾にも変化があります。 引いてみるもよし,寄ってみるもよし どこを撮っても趣があります。 …

まるでおとぎの世界,ストラスブール(フランス)

アルザス地方のストラスブール フランスの東端,ルクセンブルクからはTGV(高速鉄道)で1時間半の距離です。 (往復で50€とお値段控えめなのもうれしい) ここは歴史の中で何度もフランスとドイツの間を行ったり来たりしてきました。 ドーデの小説「最後の…

アパルトヘイトの爪痕(南アフリカ)

アパルトヘイトは,南アフリカで行われてきた人種隔離政策です。 アパルトヘイト下では,黒人は低賃金の職しか与えられず,教育も受けられず,住む場所,交際できる相手の限定されるなど,一方的な差別,搾取を受けてきました。 1994年にアパルトヘイトが撤…

ペンギンの身体測定(南アフリカ)

南アフリカには,固有種の「ケープペンギン」が生息しています。 しかし近年,その数は少しずつ減ってきてしまっています。 僕の参加した研究チームは,ケープペンギンの絶滅を防ぐためにいろいろなことを調べています。 その一つが,ペンギンのひなの身体測…

ケープタウンから喜望峰を目指す(南アフリカ)

ケープポイント 喜望峰 ポルトガルがインドとの貿易の航路発見を目指す過程で通った場所。 歴史的な場所として観光地化している。 とは言うものの,自力で行くにはきつい場所にあるので,現地のオプションツアーに申し込みます。 オプションツアーは港にある…

クリスマスマーケットinメッス②(フランス)

クリスマスマーケットとイルミネーション 日が暮れたら,イルミネーションタイムの始まりです! 夜になると雰囲気ががらっと変わります。 歩いているだけで楽しいメッスのクリスマス。penguin-yu.hatenablog.com 歩いているだけでと言いつつホットワインはし…

クリスマスマーケットinメッス①(フランス)

11月17日,クリスマスマーケットOPEN ! まだ11月だというのに。 クリスマスマーケットが始まりました。 この日のメッスは昼でも,僕のヒートテック(極暖)を貫通する寒さですが・・・ 人がたくさん!活気があります。 まずはホットワインをいただきま…

やる気のないボジョレーヌーボーとやる気のあるクリスマス

クリスマスに向けて浮かれたムードの大型スーパー。土曜日の今日は人がいっぱいです。 15日の木曜日はボジョレーヌーヴォーの解禁日でした。 その年に獲れたブドウで造る最初のワイン,日本ではカウントダウンまでして楽しんでいますが・・・ 何だろう,一応…

子どもペンギンの見分け方(南アフリカ)

この画像は,ロペン島のケープペンギンたちです。 この中に,子どもペンギンがいます。 何羽いるか,わかりますか? よく見ると,頭のあたりが黒いペンギンがいます。この子が子どもペンギンです。 研究者の方は,若いペンギンが順調に成長しているか見るた…

ロペン島でケープペンギンのふ化を見る(南アフリカ)

ケープペンギンはフンボルトペンギンに属する南アフリカの固有種です。 僕はこのペンギンの調査の手伝いをしたことがあります。 どんな調査かはさておき,調査の途中でであった,ペンギンのひなが孵るシーンをご紹介します。 よく見るとこのペンギンの足元に…

どこに行ってもあいさつが大事(ルクセンブルク)

店員さんがとってもフレンドリーなルクセンブルク。 ルクセンブルクの人は普段はフランス語で話していますが,相手によって英語,ドイツ語を巧みに使い分けます。 そのホスピタリティと言語能力の高さに感動します。 そしてあいさつ。 こちらの人は,お店に…

定点観測をしているわけ~ESD 持続可能な開発のための教育の視点から~

僕はアドルフ橋というルクセンブルクにある橋から,なるべく同じ画角で木々を定点観測する活動を行っています。春 夏 秋 持続可能な開発のための教育 ESD( Education for Sustainable Development) 持続可能な開発のための教育(ESD)は、持続可能な社会づ…

ヨーロッパに住んでいいなと思ったこと

日曜日は休み日 ルクセンブルクに住んでみて,いいなと思うこと。 それは日曜日は休みが徹底されていること。 大きなスーパーはまず休み。 エルメスなどのブランド,電気屋さん,いろんなものがまず休み。 一部のパン屋さんが開いているかな,ていうくらい。…

アドルフ橋から定点観測(ルクセンブルク)

ルクセンブルクには,アドルフ橋という大きな石橋があります。 僕はアドルフ橋から,週に2,3回,木々の定点観測を行っています。 現在(11月12日)の様子はこんな感じです。 アドルフ橋,最近はよく工事が行われいます。 さていつから,木々の葉の変色が…

週末のアートとジャズ(ルクセンブルク)

芸術の秋,していますか? もうだいぶ晩秋ですが。 現代アートの展示会があったので出かけてみました。 アートが何かわからなくても,何がアートか感じるところから 右脳がビンビン刺激されています。 今日のお気に入りはコレ。 影を計算して作っているなん…

雨,ルクセンブルグ

11月。 日は早く落ちる。 しとしと雨が降る日が増えて,なんとなく寂しい雰囲気が漂う。 でも雨の日には,その日だけに見えるきれいな部分があります。 クリスマスが近づいているのを感じます。 夜のキラキラ探しは楽しいです。 いよいよ信号を撮るようにな…

豪華絢爛 ミュンヘン・レジデンツ(ドイツ)

バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮 足を踏み入れた瞬間「おぉ」となる,王室のコレクションが目白押し。 ルネサンス様式の丸天井とフレスコ画。 Antiquarium レジデンツのメインともいえる部分。 よく見たら,貝殻・・・!? どの部屋も豪華絢爛。…

ミュンヘングルメ(ドイツ)

オクトーバーフェストで有名なミュンヘン イメージはビールとウィンナー。 さぁ,どんなかんじでしょうか。 ビール!!!!! なんて絵になるやつなんでしょう。 ノーマルサイズが500 ml。 白ウインナー(ヴァイスヴルスト)は朝しかやっていないとのことな…

劇的リフォーム ホーエンシュヴァンガウ城(ドイツ)

1832年に,ふるーい,荒れ果てた城を,バイエルンの王様が買い取りました。 そこからリノベーションをし,美しい城に作り直しました。 ノイシュヴァンシュタイン城をつくったルートヴィヒ2世さんも,子どものころにホーエンシュヴァンガウ城に住んでいまし…