ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

まるでおとぎの世界,ストラスブール(フランス)

アルザス地方のストラスブール


 フランスの東端,ルクセンブルクからはTGV高速鉄道)で1時間半の距離です。
 (往復で50€とお値段控えめなのもうれしい)


 ここは歴史の中で何度もフランスとドイツの間を行ったり来たりしてきました。
 ドーデの小説「最後の授業」の舞台でもあります。
 このお話は以前日本の学校の教科書にも載っていました。
 フランス領だったアルザスの地が戦争によって明日からドイツ領になる。
 よって明日からフランス語が使えず,すべての授業はドイツ語になる・・・
 そんな状況の学校の一日を描いた作品です。


 そんな過去もありましたが,一方で街並みはとてもかわいらしく,11月後半はクリスマスムードがあふれています。



 ストラスブールは世界的にも有名なクリスマスマーケットの街です。


 クリスマスマーケットは街の中のいくつかの広場に点在しています。


 プレッツェル。ドイツにあるイメージですが,マーケットでたくさん売られていました。




 このクッキー,個人的には全然かわいいと思わないのだけれど,あまりにたくさん売られているのでだんだんかわいい気がしてくる・・・


 おなじみのホットワイン


 マグカップは街ごとに違っていて,お持ち帰りもできます。
 

 シュークルート。ザワークラウトの上にウインナーを載せて提供されます。
 アルザスの名物です。


 小さな村に大聖堂。
 塔の上にも上れます。




 魅力的な町並みで,おとぎの世界に訪れた気持ちになれます。
 そしてクリスマスマーケットの時期は,歩いているのにおなかがいっぱいになります。食べちゃうからだけど。