ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

【ディズニーの城のモデル】ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)

ノイシュヴァンシュタイン城🏰


 Schloss Neuschwanstein
 ディズニーの公式としては「眠れる森の美女の城」のモデルとなったとされるお城。どことなくシンデレラ城にも似ています。
 このメルヘンなお城はドイツのバイエルン州ミュンヘンから南へバスで3時間ほどの場所にあります。
 チケットは城ではなく,近くの村ホーエンシュヴァンガウのチケットセンターで買います。インターネットで予約ができるので,訪れる日時がわかる場合には予約しておく方が無難です。

妄想王子が建てたメルヘンなお城👑

 バイエルンの王様だったルードヴィヒⅡ世さん。
 結構なイケメンで人気だったが,彼が政権を握った時代はまぁまぁ難しい時代だった。
 時代の流れでバイエルンが単独国家としての権利を奪われる。すると・・

 もうダメだ・・・引きこもろう・・・よし,城を建てよう・・・

なんでやねん。

と突っ込みたくなる感じではあるが,ルートヴィッヒⅡ世さんはオペラなどから着想を得て,ワンダーな妄想力を巧みに発揮し,ノイシュヴァンシュタイン城をデザインした。
城なのに,要塞としても宮殿としても使うことのできないお城,何故ならルートヴィッヒさんの妄想を実現させたかっただけのお城だから。

  
ホーエンシュヴァンガウのチケットセンターからは歩いて30分。
遠くにお城が見えます。

 馬車に乗るのも一つの手段。



 10月の終わりだったので紅葉がきれいです。

到着



 おぉ。
 ディズニー感が半端ない。
 城の内部は自由に見学できるのではなく,必ずガイドツアーに参加しなければなりません。 




 しかもツアー中は写真撮影禁止。
 僕はルールを守るジャパニーズなので撮影OKエリアだけを記念に撮っておきました。
 見る角度によって違うお城に見えるのがこのお城の面白いところ。

夜明けを待つ

 ツアーに参加したのは14時頃でしたが,翌日の朝5時から城に訪れ,夜明けからの変化を撮影してみました。

夜明け前

6時30分ごろ,空が明るくなってくる

日の出

朝焼け

 ちょっと雲が多いけれど,昼とはまた違った表情です。

妄想王子の夢とディズニーと

 ルートヴィッヒさんのことについては,ホーエンシュガウの村にある博物館で知ることができます(日本語ガイドあり!)
 何はともあれ,自分が想像したものを実際に作ってしまうのだから行動力はすごいものです。「夢はかなう」なディズニーの方向性ともマッチしています。

 いろんな逸話があるけれど,かわいいフォルムのお城は,訪れてよかったっと思わせてくれます。今回は工事中のマリエン橋というところから見るのもステキらしいので,また来たいと思います。