ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

「フランダースの犬」ネロ少年の夢を追いかけて@アントワープ(ベルギー)

パトラッシュ、僕はもう疲れたよ

 フランダースの犬の物語,実はあんまり知らないんですよね。
 でも、「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」「なんだかとっても眠いんだ」あたりは高校生の時,授業に疲れたとき,飽きちゃったとき,友達とじゃれあいたいときによく使ってた記憶がります。たぶんこういうこと書くと「不謹慎」といいたい人たちにたたかれるのだろうけれど。
 今回はベルギー,首都ブリュッセルから電車で一時間ほどでたどり着ける街「アントワープ」の大聖堂を紹介します。

ノートルダム大聖堂


1352年から約170年の歳月をかけて建設された大聖堂。
塔の高さは約123m。


大聖堂の前にはこんなモチーフが。
正直ネタなんだか,かわいそうなネロ少年に布団をかけてあげたかった優しさなのか,なんなのか。アートは難しいぜ。

中に入りましょう




圧倒的な高さ,スケール。厳かな雰囲気です。
入場料は6€。
大聖堂で入場料を取られたのは初めて。
いろんな絵が展示してあるので,管理にはお金がかかるのでしょう。
こういう「価値あるものを残すために必要なお金」をきっちりとる姿勢は好きです。なんでもタダじゃダメです。

ネロの見たかった絵


キリストの降架。
ルーベンスさんという天才が描いた最高傑作。
ルーベンスさんって誰っていう話はまた次の機会に。


キリストの昇架
立ち止まってじっくり見てしまいます。

内部がアート




 ステンドグラス,彫刻,絵。
 一つ一つのつくりに感動します。



世界遺産ベルギーとフランスの鐘楼群 1999年