ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

夕日と花の色

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 ちょっとした広場が美しい。
 美しいものを,美しいと受け入れられる心の余白。
 その余白ができるだけで,人生はなんて豊かになるのだろう。

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 駆け足を強いられる毎日。
 誰も時計を止めてくれやしない。
 頑張っている自分。
 自分はこんなにも頑張っているのだからと,いつしか他人にも頑張りを強制して。
 みんなで足を引っ張りあっている。

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 そう。気づけばずっと,余白はない方がいいって,教わってきたのかも。
 いっぱいあるほうがいい。たくさんつめたほうがいい。それが頑張ってるって証だって。

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 何かを与えて余白を埋めるだけでなく,
 誰かの心に余白になってあげられる、
 そんな人になりたい。