ヨーロッパの美しき日々

GDP世界一のお金持ちの国ルクセンブルクがどんな国なのか,ドイツやフランスなどの周辺国の旅行記事とともにレポートします。

ベルギー王立美術館②(ベルギー)

アートの知識がない人が楽しむ美術館

 美術館っていいですよね。
 建物に入って息しているだけで,自分がちょっとアートわかる気分になれる。(笑)

 でも実際,アート知識なくても,これだけ大きな絵を見たりすれば,ちょっと感性が刺激されたりすると思うけどなぁ。迫力がすごい。

ブリューゲル『叛逆天使の墜落』(はんぎゃくてんしのついらく)

 この王立美術館でも有名な作品の1つがこちらです。


 あんまり宗教画っぽくない宗教画じゃないですか?
 パッと見,ごちゃとしているけれど,よくみると登場人物が・・・


 蝶と植物が混ざっているやつやら,おなか割いたら目玉入ってるやつやら,虫と魚が混ざってるやつやら・・・・

 そう,これは天使と悪魔との戦い。


 真ん中で戦っているのが大天使ミカエルさん。


 天空からまだまだたくさんやってきている。
 この悪魔たちは,もとは天使だったけど神への嫉妬から神へ反抗して,天界から追放されて悪魔になっちゃったとか。そして天界から大量に追放されてきている・・・

 気になった作品だけでも,ちょっと調べると面白かったりします。

帰りは近くでおやつ🍰

 ベルギー王室御用達のヴィタメール(wittamer)でケーキをいただきます。
 値段は高いけれど(モンブラン一個1000円),高貴な気分になれます。
 美術館の帰りに寄ってみては??徒歩5分くらいの距離です。

ベルギー王立美術館(ベルギー)

知識がなくても楽しめると思う

 ベルギー王立美術館は「マグリット美術館」「世紀末美術館」「古典美術館」からなっています。
 それぞれで入場料を支払って入ることもできますが,3つセットになったチケットがお得です。
 僕の場合には3つ見て回るのに4時間かかりました・・・時間配分は計画的に☆

すごいと思ったものを載せてみる

 僕には絵の知識はありません。中学の美術は2。
 ということで,「この絵は○○が描いた□□で・・・」みたいな楽しみ方はできません。しかし,そんな人でも美術館は楽しめると思うんです。


 トランプをしている絵ですが・・・


 右上のつぼ?
 細かい色使いと陰影がすごい・・・


 遠目に見るのと近くで見るのとで見え方が変わるのがおもしろい!




 この秋の風景の絵も


 微妙な色合いや色の置き方で遠目から見たときの迫力につながるのか・・・


 木の幹


 この牛さんたちの絵は,光の表現がすごい



 筆がどんなふうに通ったかまで見える気がする・・・




 切り絵と奥行き



 子どもがいっぱいいるー


 と,おもったら目つきが,ど,どうした??


 というわけで,エモい時間を過ごすことができました。